それから幾日もたたないうちに、弟は自分のものを全部とりまとめて遠い所へ行き、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。
主はこう言われる、 「あなたがたの先祖は、 わたしになんの悪い事があるのを見て、 わたしから遠ざかり、 むなしいものに従って、むなしくなったのか。
知恵を愛する人はその父を喜ばせ、 遊女に交わる者はその資産を浪費する。
快楽を好む者は貧しい人となり、 酒と油とを好む者は富むことがない。
律法を守る者は賢い子である、 不品行な者と交わるものは、父をはずかしめる。
ある金持がいた。彼は紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮していた。
イエスはまた、弟子たちに言われた、「ある金持のところにひとりの家令がいたが、彼は主人の財産を浪費していると、告げ口をする者があった。
それだのに、遊女どもと一緒になって、あなたの身代を食いつぶしたこのあなたの子が帰ってくると、そのために肥えた子牛をほふりなさいました』。
「わが民よ、わたしはあなたに何をなしたか、 何によってあなたを疲れさせたか、 わたしに答えよ。
あなたがたこの世代の人よ、 主の言葉を聞け。 わたしはイスラエルにとって、 荒野であったであろうか。 暗黒の地であったであろうか。 それならなぜ、わたしの民は『われわれは自由だ、 もはやあなたのところへは行かない』と言うのか。
「それは、わたしの民が 二つの悪しき事を行ったからである。 すなわち生ける水の源であるわたしを捨てて、 自分で水ためを掘った。 それは、こわれた水ためで、 水を入れておくことのできないものだ。
彼らは互に言う、 「さあ、われわれは酒を手に入れ、 濃い酒をあびるほど飲もう。 あすも、きょうのようであるだろう、 すばらしい日だ」と。
大路を去り、小路をはなれ、 イスラエルの聖者について語り聞かすな」と言う。
見よ、あなたがたは喜び楽しみ、 牛をほふり、羊を殺し、 肉を食い、酒を飲んで言う、 「われわれは食い、かつ飲もう、 明日は死ぬのだから」。
ああ、罪深い国びと、不義を負う民、 悪をなす者のすえ、堕落せる子らよ。 彼らは主を捨て、 イスラエルの聖者をあなどり、 これをうとんじ遠ざかった。
その家を離れてさまよう人は、 巣を離れてさまよう鳥のようだ。
知恵ある者の家には尊い宝があり、 愚かな人はこれを、のみ尽す。
その仕事を怠る者は、滅ぼす者の兄弟である。
遊女は一塊のパンのために雇われる、 しかし、みだらな女は人の尊い命を求める。
見よ、あなたに遠い者は滅びる。 あなたは、あなたにそむく者を滅ぼされる。
彼らは、真昼でさえ酒食を楽しみ、あなたがたと宴会に同席して、だましごとにふけっている。彼らは、しみであり、きずである。
それから彼は、こられた上で、遠く離れているあなたがたに平和を宣べ伝え、また近くにいる者たちにも平和を宣べ伝えられたのである。
ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなったのである。
ところが、弟が父親に言った、『父よ、あなたの財産のうちでわたしがいただく分をください』。そこで、父はその身代をふたりに分けてやった。
何もかも浪費してしまったのち、その地方にひどいききんがあったので、彼は食べることにも窮しはじめた。